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太陽の恵みを存分に生かす家。

姫路市H様

このお家のポイント

南に道路が面する敷地ですが、適切な高さの塀を適度に窓から離して設置することで、大きく窓をとっても外からの視線を気にせず過ごせます。
外部に設けられたご主人お気に入りのトレーニングスペース。ご主人:「雨の日も外で楽しむことができます。まるで東屋みたいな心地良さです。」
ワンルームのようにキッチン、和室と一体になったLDK。さらに吹き抜けが上下階を繋げ、どこにいても家族の気配が感じられます。LDKからつづくウッドデッキが近所の子どもたちとの交流の場です。
人の居場所となる「たまり」が各所にあるので、自分の過ごし方や気分に合わせてくつろぐ場所を選ぶことができます。
脱衣室と和室は扉を介してつなげ回遊動線を確保。お風呂上りや洗濯をする際もスムーズに移動ができます。奥様:「モリシタさんの勧めで入れた乾太くんがとても便利。入れて良かったです。」
外へと視線が抜ける大きな窓と吹き抜けにより、ヨコにもタテにも広がりを感じられる空間となっています。
南面に窓を大きくとり、冬は太陽の光を最大限お家の中に取り込みます。夏は庇が程よく日差しをカット。一年を通して太陽と上手に付き合う工夫が施されています。
トレーニングスペースの上部に設けられた月見台。視線を下げれば低めの手摺に囲われたこもり感が心地よく、視線を上げれば田園風景が目の前に広がる開放感を味わえます。
お施主様からお話を伺う弊社代表の森下。家づくりの思い出話から今のお家での暮らしぶりまで、話に花が咲きました。

無駄のない家にしてほしい。

森下:

家づくりに関して今回改めてお話をお伺いさせていただければと思います。まず、家づくりを始められたきっかけは何ですか?

ご主人:

以前の家が日当たりも悪くとても寒かったからです。

奥様:

取り壊しの時期もあり、タイミング的に以前の家を出なくてはならなかったことも理由の1つです。

ご主人:

それに年齢や仕事のことを考えると、何か所か転勤もしましたが、ここでずっと暮らすのもいいかなと思って。

森下:

土地柄もあってすごく暮らしやすい場所ですもんね。それで家づくりがスタートされたとのことですが、私たちのことはどのようにして見つけてくださったのですか?

ご主人:

モリシタさんの動画ですね。あとは松尾さんのことが気になっていたので、その関連で結びついたということもあります。2人で「こんな家がいい」という話をする中で、私は「クオリティの良い家に住みたい」とずっと言っていました。

森下:

「クオリティ」と言うと包括した言葉になると思いますが、住まいの質ということに関して、一番のこだわりは何だったのですか?

ご主人:

私は無駄なものや無駄にすることが嫌いなんです。以前の家ですごく無駄だと思っていたのが、暖房をつけても熱が全部外に逃げていること。それがイヤで、無駄なく少ない暖房で家の中があったかくなる、そんな家にしてほしいと希望していました。

目論んでいた以上の省エネ効果。

森下:

一冬このお家で過ごしていただいて、全館空調の使い心地や実際の光熱費はいかがでしたか?

ご主人:

冬場の電気代は15,000円ぐらいでした。

森下:

太陽光発電の売電もして、差し引き15,000円。

奥様:

いやいや、差し引いたらもっと少ないです。

森下:

じゃあ純粋な電気代の請求額が15,000円ってことなんですね。

奥様:

そうです。3月と4月は売電の方が多く、実質電気代はかかっていないです。

ご主人:

目論んでいた以上に省エネできていますね。

森下:

冬はどのようにエアコンで暖房されていたんですか?

奥様:

私が朝5時半に起きるので、最初は5時半につけていました。

ご主人:

それじゃあちょっと朝寒いので、タイマーで5時につくようにしました。

森下:

起きてから暖房つけて暖まるまでが寒いですもんね。そうするとどうですか?起きる30分前に動かし始めたら、起きられるときにストレスはありましたか?

奥様:

ないです。暖かかったです。それに昼間は暖房をつけませんでした。

ご主人:

モリシタさんから言われた暖房方法を忠実に守っていました。昼間は太陽光で部屋をめいっぱい暖めて、日が落ちて寒くなったらつける。

森下:

というと夜は何時ごろに暖房つけられていましたか?

奥様:

お風呂入った後に寒いと思ってつけるので、だいたい7時くらいです。それから就寝する11時ごろには消しています。

森下:

本当に良い使い方をしていただいて、ありがとうございます。

ずっと住んでいるような居心地の良さ。

森下:

新しいお家になって、今までの暮らしと変わったなぁと感じられることは何でしょう?

ご主人:

家で過ごす時間が増えました。私がこの家で一番好きなのは、外にあるトレーニングスペース。筋トレをしなくても、グダグダしたり、お茶を飲んだりして過ごしています。

森下:

筋トレするのが目的の場所だけど、違う用途での楽しみ方もあるんですね。

ご主人:

いると落ち着くんですよ。そこで子どもと「今日学校どうだった?」と喋っています。そうすると隣の家の子も混ざってきたりして。

奥様:

近所の子どもたちがリビングの窓から入ってきておやつを食べたり、ウッドデッキに座ってアイスを食べたりしています。

ご主人:

サザエさんの縁側じゃないですけど、意外にも外の空間が豊かです。

奥様:

それにうちの子はお友達にお家を褒められて嬉しいのか、みんなに見せたいみたい。学校の先生が家庭訪問に来た時も、「僕の部屋見てみて」と案内して、「ここがね」なんて話していました。

森下:

それはすごく嬉しいですね。

奥様:

子どもが一番みんなに自慢しています。

森下:

奥様は暮らし方に変化はありましたか?

奥様:

以前と比べるとすべてが快適になりました。だから居心地がいいです。本当に家事もラクになりました。

太陽に素直な設計が無駄のない家を実現。

森下:

新しいお家でこれからやってみたいことはありますか?

ご主人:

夏のエアコンがどれだけ効くのか確認したいです。たくさんエアコンを回して涼しくすればいいってものではないですからね。電気代と快適さとの兼ね合いが満足感を生むと思うんです。

森下:

そうですね。エアコンをたくさん回して太陽光発電を10キロ載せる、いわゆるゼロエネルギー住宅はそれで合理的だと言われるけど、本当にそうなのかな?と思います。

ご主人:

それに対し太陽に素直な設計っていうのは無駄がないですよね。太陽はタダだから十分に活用しようという考え方にとても共感できます。LDKの窓もこれだけ大きくとれて満足です。

森下:

お客様の中には、日射取得のために南面はきちんと窓をとりましょうと言っても、抵抗される方がいらっしゃいます。「外から見えすぎるのではないか」「寒いんじゃないか」と仰って。でも窓を南面にとれば強烈に暖かいという経験をされている方からすると、「窓をとらないなんてありえない」と思われるのではないでしょうか。

ご主人:

ありえないです。もし今より窓が少なかったら物足りなかったと思います。

森下:

太陽はこの家がある限り得られる利益なので、しっかりとっていただきたいですね。

ご主人:

南面に窓をとるのはこだわったところでもありますし、日当たりには大満足です。

森下:

良かったです。今回色々とお話を聞かせていただきありがとうございました。そして今後ともよろしくお願いいたします。

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