このお家のポイント
決め手となったのは、
理論に基づいた家づくりをしていること。
ご主人:
以前の家は在宅勤務することが難しく、また、将来的にお義父さんと一緒に住めるような環境が欲しかったので家づくりを考え始めました。色々調べていくうちに松尾先生のことを知り、先生の理論に忠実な工務店がいいなと思っていたんです。そんなときに、妻が取り寄せてくれた資料の中にあったモリシタさんのホームページを見ると、そこにまさしく松尾先生が載っていました。「おぉ!?」と思い見ていくと、理論に基づいた家づくりをしている真面目な工務店だと感じました。それで担当の山下さんに相談したんです。
奥様:
山下さんは、何か質問したときの返答がとてもスムーズかつ的確で、打てば響くようでした。モデルハウスも私たちの好みと合っていたし、何より夫が納得していたので、モリシタさんに決めました。
僕らのライフスタイルに寄り添った
提案が一番響きました。
ご主人:
間取りでこだわったのは、あまり大きくなりすぎないことです。老後も掃除が簡単にできるコンパクトな間取りになるよう気をつけました。
奥様:
あとは流れで作業ができる水回りの家事動線や小上がりの和室は間仕切りできるようにと希望しました。
ご主人:
老後のことを念頭に置いて間取りは決めていきましたね。親が一緒に住んだときや、自分たちが年をとったとき、2階にあがらなくても過ごせるように。
奥様:
あとこだわったのは、在宅で仕事ができる部屋です。
ご主人:
実際間取りを考えるときは、提案いただいた図面をもとに「この部分を直してほしい」という箇所を、どんなふうになるか自分たちで図面をつくってシミュレーションしました。それを山下さんに見てもらいながら「ここでこうすると壁が干渉する」などの専門的なアドバイスをもらったりして。
奥様:
特に取り入れて良かったのは、防音についてのアドバイスです。吹き抜けがある場合の防音はどうしたらいいですかと山下さんに聞いたら、1階と2階の間に壁をつくって扉を1枚つけましょうと提案されました。これがすごく良かったです。もしなかったら2階でWEB会議したときに1階の子どもたちの声が入ってしまっていたと思います。
ご主人:
その他にも色々提案をしてもらいましたが、総じて言えるのは僕らのライフスタイルに合わせて、必要なものを必要なところに、最低限のコストでできるようとても親身になってくださったということです。僕たちにとってはそれが一番大きいですね。
“家族のつながり”と“独りの集中時間”の
両立を実現。
奥様:
本を置くスペースが欲しいとお願いしたときに、岩本さんがピアノ前のスペースに本を置いたらどうですかと提案してくださいました。和室横を腰壁にして本を置けるようにしていますが、すごく便利です。
ご主人:
腰壁の高さはとても細かいところまで見てもらいました。畳の上に子どもたちが立っても向こう側に落ちない高さでありながら、キッチンから和室が見える高さ。なおかつキッチンから窓の外を見るときに、窓に干渉しない高さ。3つの条件全てを満たす高さにしています。
奥様:
キッチンから見たときに、子どもたちがピアノをひいているところも、遊んでいるところも、本を読んでいるところも全部見渡せるので、とても安心感があります。
ご主人:
今の家は空間としての一体感がありますね。その一方で、集中すべき仕事場は個別に仕切られているので、音漏れなどを気にせず仕事ができます。でもドアを1枚開けると、すぐに家族の気配が感じられる。そんなコンパクトながらもメリハリのきいた家になっているところが、一番気に入っています。