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3つの全館空調のメリット・デメリット


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全館空調が最近、
人気がありますが、
全館空調には3つの
やり方があります。

それぞれの
メリット・デメリットに
ついて解説をします。

一つ目が普通に量販店で
売っているエアコンと
空調室を作って、
ダクトによって全館を
空調するというやり方です。

だいたい2階に
3畳ぐらいの空調室を
つくると思います。

一部屋をエアコンで
冷やしたり温める部屋に
して、そこに小さな
ファンをいっぱい並べて
例えば夏なら涼しい空気、
冬なら暖かい空気を
流していくという
やり方です。

これのメリットは、
普通エアコンを使って
いることです。

エアコンは壊れる
機械なので、買い替えの
ことを考えてもあまり
お金をかけずにできる
というのが一番の
メリットです。

一方でデメリットは、
部屋を専有してしまう、
ということです。

空調室を一部、
物置きみたいに使う
やり方もあるようですが、
3畳の空調部屋がいると
せっかく他の部屋を
取りたかったり収納を
取りたかったのにという
ことがあるかもしれません。

それから
ダクティングをしますので、
施工的にはなかなか費用が
かかります。

諸説ありますが、
最低150万前後はすると
思います。

庶民にとっては
高嶺の花みたいな感じで
高価な感じがしますよね。

二つ目の全館空調は、
アメニティエアコンという
特殊なエアコンとダクトを
使ってやるやり方です。

これは結構メジャーで、
すごく宣伝をしてるんじゃ
ないですかね。

ルームエアコンは
壁に付けるますよね。

アメニティエアコンは
天カセと言って、
天井の中に埋め込んで
見えなくなるような
タイプのエアコンです。

どちらかと言うと、
店舗なんかで使われて
デザイン優先でエアコンを
見せないようにする感じで
使っています。

なので部屋ではなく、
階段室の上やふところなど
うまく利用できるところに
アメニティエアコンを
仕込んでダクティングする
ということです。

これのメリットは、
ダクティングをするので
比較的均一に冷やしたり
温めたりできることです。

一つ目のパターンから
比べたら、ダクトの距離が
比較的短くてシンプルに
できます。

なのでダクトが汚れるとか
メンテナンスに関しては
やり易いです。

ただデメリットは、
主に二つあります。

このアメニティエアコンは
結構、高価なんです。

量販店にも売っていますが、
あまり台数が出ないので
普通のルームエアコンみたいに
割安にならない商品です。

それから埋め込むので、
取り替えるときにはやっぱり
手間がかかるし、ダクトの
繋ぎ替えもあるので
リプレイスに関しては
コストがかかります。

おそらく150〜200万円
ぐらいはかかると思います。

もう一つ私が思う
最大の欠点は、電気代が
各部屋に一個ずつエアコンを
付けてるパターンと
あんまり変わらないことです。

快適にはなるけど、
光熱費の削減には
繋がりにくいということです。

だから設備費用をかけて快
適にしたけど、改修や光熱費が
かかるので、ちょっと
もったいない感じがします。

三つ目は普通エアコンで
やる全館空調です。

当社はこれを好んで
おすすめしていて、
床下エアコンと小屋裏エアコン
という形のやり方になります。

床下も小屋裏も基本的に
人が住むところではないので、
ここに機械を置いてもあんまり
スペース的に犠牲になりません。

そしてダクトはほぼ使わなくて
小屋裏から2階の天井に
ダイレクトに落としたり、
床下から1階の床上に暖気を
上げたりみたいな形なので
ダクトの工事も必要なく
非常にシンプルなつくりに
なります。

なのでやり方にもよりますが
150万円も200万円もかけず
いわゆる導入のコストも安い
のが魅力になります。

あとリプレイスを考えると
普通のルームエアコンや
据え置きエアコンを使うので
壊れても量販店で買えます。

そこそこ常識的な安さで
替えていけるし、特別な
知識がなくても普通の
電気屋さんで入れ替えが
できるので、そういう面でも
メリットがあると思います。

あと最大のメリットは
電気代が安く収まることです。

欠点もあります。

まず家の性能は
ある一定以上にしないと、
このやり方は成立しません。

一つ目と二つ目は、
あまり性能が高くない家でも
空調ができます。

だからそういう面では
設備はお金かかりますが、
家はある程度絞っても
できることになります。

ですが電気代が
普通の家と同じぐらい
かかって改修も難がある。

一方三つ目は、
電気代が安く済むので
全館空調で少しお金が
かかりますが、改修は
していけるということです。

あと他の欠点は、
設計も施工するのも
難しいということです。

だから建物の基本設計が
ちゃんとできて、
エアコンの最適配置が
ちゃんとできて、
そのポイントをおさえる
施工ができる人でないと
真似だけしたら失敗します。

夏はすごく暑くなって、
この現代社会においては
空調せずに健康的に
暮らすいうことは
ほぼ無理です。

また全館空調の良さは、
ヒートショックを起こし
にくいので、年を取って
病弱になったときに
重大な病気になるリスクを
軽減することにも
つながると思います。

全館空調は
おすすめしますが、
三つのやり方の長所短所を
見極めて選んでもらうことを
おすすめします。

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