ローン特約を知らないと怖い
今回のテーマは
ローン特約を知らないと結構怖いです。
一口で土地を買うと言うんですけど、
流れがあるんですよね。
凄く良い土地があったと思ったら、
まずは申し込みせなあかんのですね。
その土地が欲しいですって意思表示ですね。
一般的には買付証明を書いて、
売主さんの方に出すっていうことになります。
そして意思表示したら、次は契約ですね。
その時に土地代金の10%を手付けで
支払いしないといけないんですよね。
その後に土地を受取るという引き渡し。
この時に残金の90%を払って、
やっと自分のものになるということになります。
これが現金で一千万の土地を
ポーンと買うっていう人に関しては
そういうことですか、で良いんですけども。
僕の知ってる方のほとんどの方が
やっぱり何らかの形で
住宅ローンを利用されるんですね。
なのでどこかのタイミングで
ローンの申し込みっていうのをやります。
それで貸してあげますよ、
っていうOKが出てはじめて、
残金が払えることになります。
でも稀にお貸しする事は出来ないです
ということがあります。
そうすると申し込んでみたら
実は借りれなかったってことになると、
売主さんの方に契約を解消して下さい
って言わなあかんのですね。
そうするとこれは決まりですが、
お客さんの方の都合で解約されるので、
この10%の手付に関しては
没収させてもらいますっていう事が
決まってるんです。
これは結構知らない人が多いです。
買わないんですよって言っても
もうそういうもんなんです。
この土地の取引っていうのは、
買主さんの保護特約っていうので
通称ローン特約っていうんですけども
そういう特約を付けることができます。
このローン特約っていうのは期日があって、
引き渡しの何日か前に決まる事が多いです。
ここまでにローンが通らなかったら、
これは白紙解約してもいいですよ
っていう特約を付ける事ができるんですね。
そうするとここまでにだから
この間でダメでしたっていうことがわかると
この10%は100%返ってきます。
例えば一千万の土地だったら、
100万円納めなあかん訳ですから、
100万円取られるのと返してくれるの
だったら凄い大きいじゃないですか。
なのでまずは土地っていうことが
考えられると思うんですけども、
土地を買うということは
このローン特約っていうことを
知っておかないと、結構怖いんだ
ということを知っておいて欲しいんです。
もっと言うならですね、
不動産業者さんが仲介されることが
多いと思うんですけれども、
その営業マンの中にはこの事ちゃんと
説明しなかったり、実際特約を書いて
なかったりしてるという事もあるんです。
それによって
買主さんを守るというこの正義感が
ないというか、倫理観がないという
ことになるので、そんな所と取引したら
ダメということは明白ですよね。
ぜひご注意していただきたいと思います。