6月と言えば梅雨ですね。ある意味一番一年で苦手なシーズン到来です。その理由は「ジメジメ湿気」、好きな人いませんよね。
この時期、皆さんはどんな方法で、湿気をしのいでますか。やっぱり定番は、雨が上がるのを待って窓をあけて風を通すことでしょうか。私の母親も典型で、雨が上がって来たらマメに風を取り込んでいます。
でも曇りの日や晴天の日でも、外気の湿度は高い日が多いので、風通しをよくしても、なかなかスッキリとはいかないのです。そのうちカビなんかも生えてきて本当に鬱陶しいですね。
そんな中で一番頼りになるのがルームエアコン。ドライとか除湿のモードで運転するのが、やっぱり一番湿気が取れます。
ただ一つ問題があって、除湿とはそもそも湿った空気の温度を下げて、エアコン内部で強制的に結露させることで水分を飛ばすもの。結果として冷たい空気を吐き出すことになりますので、梅雨の時期では室温が下がりすぎて、不快に感じる人も多いのです。
特に女性は、ジメジメよりこの「冷え」を嫌がる方が多いので、就寝時などは男性と対立してエアコンのスイッチONOFFバトルになる人もいると聞きます。(冷えないと結露しないので、バランスが難しい。)
そこで、もしあなたが「ジメジメも嫌い」だし、「冷えも苦手」とお思いなら、「再熱除湿型のエアコン」をお勧めします。
「再熱除湿」とは、その名のとおりに、除湿のために冷えた空気を再び暖め、適温で水分量だけ下げた空気をつくり出す、優れものの機能を言います。 再熱除湿方式のイメージ図 デメリットとして、空気を温めるため、冷房より電気代がかかる面があります。 ただ、断熱・気密を十分な性能に高めた家の場合には、実際に電気の消費量を詳しく計測すると、使い方にもよりますが月2~3千円くらいのアップで済むケースも増えてきました。
これくらいなら、個人的には部屋干しの洗濯物がよく乾き、夫婦のバトルも少なくなるので、多いにありかなと思っています。
ぜひ自宅のルームエアコンを確認してみてください。中上位機種にはその機能がついているものもあります。将来エアコンに買い替え時には、ぜひ再熱除湿タイプをお勧めします。 (再熱除湿の代替方式として、ダイキンでは「ハイブリッド方式」、パナソニックでは「快適除湿モード」など、独自の方式でもいいと思います。)
ちなみに、除湿専用機で除湿するのは、おすすめしません。エアコンよりかなり電気代がかかります。そのことは知っておいてください。