平屋を希望しながらも、敷地の大きさや予算の問題で諦めてしまっていた人たちへ。このモデルハウスはモリシタ・アット・ホームからの一つの回答です。
暮らし方の変化に対応する間取り、家の内と外をつなぐ中間領域。 50年後の家としての資産価値。当社のビジョンを具現化したモデルハウスです。
性能をスペックとしてとらえるなら、許容応力度計算による「耐震等級3」「耐風等級2」。「HEAT20 G2 グレード」以上の断熱性能。「C 値=1.0 以下」の気密性能などは当たり前に必要です。でも、それ以上にもっと本質的に必要な「家のはたらき」として4つの性能を定義しました。
意外に思われるかもしれませんが、家の寿命を決めるのは「間取り」です。スケルトン・インフィル構造によって、間取りの可変性を確保します。
寒い冬の朝も素足で快適、蒸し暑い夏もカラッと。リビングも廊下もトイレも温度差のない空間は、家族の健康を促進し、電気代も節約できます。
中間領域は家の外と内をゆるやかに繋ぐ空間のこと。縁側や月見台、庇や壁に囲まれたウッドデッキ。家と人と自然をつなぐことも大切な家の機能です。
家は憩いの場であると同時に、家事という仕事の場です。家族一人ひとりの生活動線を分析して考える収納計画も動線計画。これもまた重要な性能です。
30歳前後で初めて「家づくり」を経験される方はとても多いと思います。私もその頃に家を建て30年近くの月日が流れました。子供たちは巣立つ頃になり、同居の母も歳を重ね、60歳になった今はっきりわかったことは、家族の暮らしは時とともに“求めるもの”がどんどん変化するということ。30代の頃には見えないけれど大切にしてほしいことを、お節介かもしれませんが、お施主さまと一緒に考えていきたい。
代表 森下 誉樹