「リフォーム」だけでは快適な暮らしは手に入りません。
定年を迎えようとする頃、多くのシニアご夫婦が、自宅に手を入れることを考えます。
具体的には、キッチンやお風呂やトイレなどの水回りを入れ替えたり、 古くなった屋根や外壁を塗り替えたり、内装を張り替えたりする「リフォーム」しようとされるのです。
しかしながら、ただ表面的なお化粧直しのような「リフォーム」だけをやっても、快適な暮らしは手に入りません。
その家は真冬に素足で過ごせますか?
なぜかというと、西暦2000年頃に建てられた築20数年の比較的新しい家でも、現在の最低基準を下回る断熱性能しかありません。ましてや、それ以前の建物は、ほぼ無断熱といっても言い過ぎではありません。
また、耐震強度も4号特例申請※の弊害で、耐震等級1を下回る物件も散見します。 ※建築確認申請時に構造検討の添付を省略できるという特例です。
つまり、現在建てられている新築の家よりも冬は15度近く寒いし、耐震性能は2/3以下しかありません。そんな家を表面だけ新しくしてきれいにしても、住まいの質はまったく向上しないのです。
あなたが、「ヒートショックを起こさないですむような暖かい家にしたい」とか「この先もっと暑い夏が来ても涼しく暮らせる家にしたい」とか「年を重ねても家事が楽にできる間取りに改良したい」など希望をお持ちなら、後悔しないために「リフォーム」ではなくて「高性能リノベーション」※を検討してほしいのです。
耐震性を高める補強をしたり、断熱・気密性能を向上させる処理を含む、新築時より性能をあげることで、暮らしの質を向上させる工事をいいます
これから30年。定年後の人生は意外と長い。
シニアの中には、大掛かりな工事はお金がもったいないとか、今日までこれで暮らしてきて大丈夫だから必要ないと、お考えの方もおられるかもしれません。
しかし、これから年齢を重ねれば身体能力が衰えたり、体調がすぐれない日もでてくるでしょう。これまで暮らしてこれた家でも、これからも使いこなせるかは分からないのです。
改めてご確認頂きたいのは、今日本人の平均寿命は男女とも80歳を超えているという現実です。つまり定年を迎える65歳以降の人生も20年から30年はある。結構老後は長いのです。5年後は想像できても、10年後も本当に大丈夫でしょうか?
私も 60歳を越え定年近い身ですが、最近女房とよく話します。「お互い年齢を感じる様になって来た。家族のために夫婦で頑張って来たのだから、これからは自分たちのためにゆっくりのんびり快適な暮らしをしよう。」これは多くのシニア夫婦に共通しているでしょう。
つまり、言いたいことは、家族のために頑張って、自分たちのことは二の次にして、もう我慢するのはやめてほしいのです。
寒い家は凶器
実は、私の父は、冬の寒い朝 トイレで倒れてそのまま亡くなりました。クモ膜下出血でした。
今考えれば、引き金になったものは、断熱の無い寒い家 が引き起こす「 ヒートショック」でした。父はまだ55歳でしたから、今私にある知識やノウハウがその時にあれば、もっと母と一緒に人生を楽しんでもらえたと、悔やまれてなりません。
寒い家は凶器です。
地震に不安な家も同様ですが、夏暑い家や、家事のやりにくい昔気質の間取りは、歳を重ねた人間の行動力や意志の力を奪います。
結局子供たちに手間をかけさせたり、お金を節約したつもりが、光熱費や医療費を余分にかけるようでは本末転倒になりかねません。
旅行三昧するから家にはお金をかけられないと思うかもしれません。でも、65歳すぎると活動量は残念ながら減ってしまいます。家ですごす時間が増えてゆくのです。
だから、シニア夫婦には、「リフォーム」ではなくて、「高性能リノベーション」を考えてほしいのです。
高性能リノベーションができる業者はほとんどいない。
そういうニーズが増えて来たからでしょうか、ちまたには塗装や設備屋さんのような専門業者や、ホームセンターや家電量販店などの他業界から参入した「リフォーム会社」がとても増えています。
そのような「リフォーム会社」は、職人さんによる直接施工や、住設機器の大量仕入れなど、「価格の安さ」が売りです。
しかしながら、構造補強や断熱改修などのノウハウに乏しく、高度な技術を必要とする「高性能リノベーション」をまかせるのは不安がともないます。
たとえば、エアコン1台で空調が可能なような高気密・高断熱の高性能住宅を作った経験のない施工業者が、さらに応用力が必要な「高性能リノベーション」を手掛けることは、かなりハードルが高いのです。
価格だけでは、「高性能リノベーション」の本質はわかりません。
「安物買いの銭失い」にならないためには、構造計算による家の耐震施工や、高気密・高断熱施工に、実績とノウハウのある工務店に相談することをおススメします。
本当に暖かい家、まずは体感してください。
最後にお節介を少々。
もし、あなたが「高性能リノベーション」に興味を持たれたら、一度当社が作ったモデルハウスに来てください。できるだけ寒い時や暑い時など、厳しい季節ならさらにいいです。
「本当に冬暖かくて、夏涼しい家」や「家事が楽に出来る家」を理屈ではなく文字通り体感いただけると思います。
価格や見た目だけでは分からない「高性能リノベーションの基準」を知ることで、ご夫婦のこれからの暮らしは、きっと良いものになるでしょう。
株式会社モリシタ・アット・ホーム
代表取締役
森下誉樹(もりした たかき)
1962年兵庫県宍粟市生まれ。3代続く大工の家系に生まれ、幼少期から家づくりに携わる。広島工業大学建築学科卒。一級建築士、一級建築施工管理技士。大手ハウスメーカー勤務を経て、家業の工務店を継ぐ。数年前よりパッシブ設計の第一人者である松尾和也氏に師事。姫路エリアに暮らしやすい高性能住宅を増やすことをミッションに掲げる。YouTubeチャンネルを通して家づくりに役立つ情報を発信している。登録数は約6万人。
ステップ1
無料相談・
無料体験
ステップ2
現地調査
ステップ3
提案・概算⾒積
ステップ4
詳細設計
ステップ5
⼯事
ステップ6
完成引き渡し
ステップ7
アフター
メンテナンス
ステップ1無料相談・無料体験
まずはお気軽にご相談ください。モデルハウスで住み⼼地を体験いただくこともできます。
※⾼性能リノベーションは個別性が⾼いため資料はご⽤意していません。
モデルハウスで無料体感する
ステップ2現地調査
ご希望のリノベーションが可能か?どの程度の強化が必要か?現地で調査実測します。
(調査費⽤5万円)
既存構造調査に基づく耐震診断
⾮破壊での断熱性能の診断
ステップ3提案・概算⾒積
既築の状況や、お施主様のご要望を聞き取り、基本的な計画と概算の⾒積を作成ご提案します。
リノベーション設計申し込みをお願いします。(費⽤150,000円)
概算⾒積確認後、リノベーション⼯事を希望される場合は⼯事申し込みをお願いします。
ステップ4詳細設計
専⾨の設計担当が、暮らしのご要望を踏まえた詳細設計を⾏います。どの程度の温熱性能になっているか、どのくらいの耐震性能になるか、計算をして確かめます。間取り、素材、仕様、設備などが決定しましたら、本契約となります。
ステップ5工事
⼯事管理者により専⾨施⼯チームが⼯事を担当します。設計担当と連携を取りながらご要 望に応える⼯事をすすめます。解体後・スケルトン状態や⼯事の中盤にお施主さまとご⼀ 緒に現場の確認を⾏います。
ステップ6引き渡し
完成の確認をお施主さまにしていただき、⼯事代⾦⼊⾦後にお引渡しとなります。
ステップ7アフターメンテナンス
ご⼊居後のアフターメンテナンスとして、お引渡しから半年・1年の2回定期点検を⾏い ます。設備機器の保証は5年間です。(契約時別途規約確認)
60代兵庫県姫路市
Tさん築35年の家をリノベーション
午前中は山の陰になることもあって、冬の朝は室内でも息が白くなるほど寒く、毎年冬が来るのが嫌でたまりませんでした。建て替えも検討したのですが、できれば今の家で暮らしたい。悩んでいた時にモリシタさんのYouTubeをみて高性能リノベーションを知りました。11月に工事が終わって初めて我が家に足を入れたときは、暖房もしていないのに足元からじんわり暖かくて本当にびっくりしました。これから冬が来るのが楽しみです。
70代兵庫県姫路市
Kさん築45年の家をリノベーション
昔の家でしたのですきま風もあり、色々と不便を感じておりました。とくにタイルばりのお風呂に入るときはいつも震えるような有り様でした。リノベーションしてからは家中どこにいても暖かく、お陰様で快適に過ごしております。若い頃に実父をヒートショックで亡くしておりましたので、自分も歳をとるにつけて心配しておりました。家内ともども安心して暮らせるようになったことで心も休まり、モリシタ様には感謝しております。
まずはお気軽にご相談ください!