皆様は、『耐風等級』ってご存じでしょうか?
耐震等級なら知っているけど、
耐風等級は初めて聞きましたという方も
少なくないと思います。
耐風等級とは、台風や暴風時に
家がどれほど耐えられるかを表し、
耐震等級と同様数字の高いほうが
風に対して強い家といえます。
ちなみに耐風等級は、
等級1と等級2に分ける事が出来ます。
等級1
極めて稀に*1(500年に一度)
発生する暴風でも倒壊せず、
稀に*2(50年に一度)
発生する暴風でも損傷を受けないもの
等級2
等級1の1.2倍の力でも
倒壊や損傷を受けないもの
*1とは、50年に一度発生する
暴風の1.6倍の暴風の事
*2とは、伊勢湾台風時に
記録された最大風速37m/s、
最大瞬間風速45.7m/s相当の風
家の強さを求めていくと、
どうしても耐震等級に
目がいってしまいますが、
台風の多いこの日本では、
実は耐風等級も耐震等級と
同じくらい大事なのです。
しかし、耐風等級2を確保する
為には建築コストも上がる為、
耐風等級2を標準仕様で
建てている会社ばかりではありません。
もし検討している会社が
おありのようでしたら、
そのあたりもしっかりと
確認する事をお勧め致します。
台風に負けない家、小さいけど強力なポイントを解説