こんにちは、山下です。
今回は、夏の暑さについて少しお話をしたいと思います。
皆さんは、夏になると家の中で1階と2階の温度が全然違うっていう
経験した事はないですか? (夜寝る時にすごく部屋が暑いとか)
またハイツに等に住まわれた方でしたら、2階の方が暑いと聞いたことはないですか?
原因はいくつかありますが、 一番の要因は天井の断熱にあると思います。
簡単に言いますと、屋根裏にたまった暑い空気が、断熱材の隙間を縫って部屋に
入ってきたり、断熱材がもともと入っていなくて2階の天井のボードが直接暖められて、
部屋の温度が上がっているケースが多いんです。
上の写真は工事中の現場で屋根裏をサーモカメラで写したものです。
外気温 28℃ でしたが、 屋根裏の温度は 42℃ (朝の10時測定)
この写真は2階天井の断熱材を施工しサーモカメラで撮りました
(表面温度は28.1℃まで下がっています)
なので夏、2階の部屋で快適に過ごすには 天井の断熱をしっかり施工する事
なんです。
そして、その断熱材の種類の選定で、効果は全然違います。
簡単な実験をしてみました。
上の写真で 左側は熱の輻射熱を97%も遮るアルミ泊シート
右側は、外断熱 等でよく使われる断熱材です。
この二つをストーブの前に置いてみました。
ストーブの温度は 351℃。
30秒間 暖めた後にこの2種類の断熱材の温度を計ってみました。
まずは、発砲系断熱材の場合
表面温度は 47℃です そしてアルミ箔の方は
なんと、27℃ です。
夏場の暑さは、ほとんどが輻射熱によるものと言われていますが、
この実験でもお解りのようにアルミ泊シートはほぼ熱を持ちません。
という事は、 もしこのアルミシートを屋根裏に施工すればどうでしょう?
考えただけでも 楽しいですね! ( 断熱マニアとしては 笑 )
モリシタ@ホームでは、この度、このシートを独自のルートで手に入れることが
出来ましたので、もし興味のある方は是非、見学会等でお声掛け下さいね。
詳しく、熱く 説明させて頂きます。