あけましておめでとうございます。
モリシタ@ホームの山下です。
今回は、家づくりを真剣にお考えの皆様に是非知って
おいてもらいたい 基準 についてお話をさせて頂きます。
家づくりには、大事なポイントはたくさんありますよね。
お金の事はもちろん間取りや構造、外観のデザイン・収納計画
など他にもたくさんあります。
その中でも特に重要なのは 建てる家の性能 だと私は思います。
ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、新築を建てた方に、
「その家に住んでみての不満はなんですか?」 というアンケートの上位3つが
夏の暑さ ・ 冬の寒さ ・ 結露 だそうです。
しかもこの上位3項目で6割以上を占めているそうです。
この6割以上の不満はお解りのように家の性能についての不満なんです。
少し話は変わりますが、私の叔父は私が大学生の時に亡くなりました。
原因は脳梗塞です。冬の寒い日にお風呂で倒れていたそうです。 叔父はまだ58歳でした。
その当時の私は、倒れるまでの叔父はすごく元気だったのに何故?
と思っていましたが、今なら解ります。
叔父が倒れた原因は 『 ヒートショック 』 だったのです。
*ヒートショックとは家の中での急激な温度変化により、血圧が大きく
変動する事で、失神や心筋梗塞、脳梗塞などをおこすことで、年間1万人
以上の方が亡くなられているそうです。
家の性能は、人の命にまで影響を与えるのです。
今家づくりをお考えのかたは、もしかするとあまりピンとこないかもしれませんね。
私も32歳の時に新築しましたが、そんなことは深く考えていませんでしたから・・・・・・
しかし、「 新しく家を建てたら、何年その家に住むかな? 」 と考えてみれば
少しは、イメージできると思います。
では、何を基準に家の性能について考えていけばいいかをお話していきますね。
私達が家を建てているのは、専門的にいうと 5 ・ 6 地域で比較的温暖な地域です。
その温暖な地域に北海道のような厳しい環境でも十分快適に
暮らせるまでの性能は、本当に必要でしょうか?
もちろん性能が高いにこしたことはありません。
しかし残念ながら性能だけを求めて、高気密・高断熱の家を
つくろうとすると坪単価70万円以上はかかるでしょう。
大事なのは、この姫路近辺で暮らすのに十分な性能とはどのあたり
なのかを見極め「断熱性能」と「コスト」どちらもほどよくバランスさせた
『 姫路の家づくり基準 』
による家づくではないでしょうか?
私達が思う姫路基準の家とは
外皮平均熱貫流率 UA 値 0.57 W/(㎡・K) 以下
熱損失係数 Q 値 1.9 W/㎡・K 以下
隙間相当面積 C 値 1 c㎡/㎡ 以下
*UA値とQ値は、簡単に言うと家の断熱性能を表す数値で、数値が小さい程性能は高くなります
C値とは家の気密性を表し数値の小さい程、気密性が高い家と言えます。
是非一度、この 『 姫路基準 』 をクリアした お城の西モデルハウス に遊びに来てください。
難しい理屈やスペックを聞いてもよく解らないという方でも、お越しいただければ
温かくて体にやさしい家づくりの基準を体感して頂けると思います。
モデルハウスは UA値 0.51W/(㎡・K) Q値 1.8W/㎡・K C値 0.5c㎡/㎡ です。