「健康的に、冬はあたたかく夏は涼しく暮らしたい」
奥様:
家づくりで希望していたのは、高気密・高断熱で床下エアコンを採用しており、省エネかつ無垢の板を使った木の家であること。実家が築45年の無断熱の家で、寒さ暑さが身に染みるほど厳しく、光熱費も高かったんです。そうした経験から「健康的に、冬はあたたかく夏は涼しく暮らしたい」という思いが強くありました。モリシタさんのモデルハウスを見学しに行ったとき、担当の山下さんに話を聞いていくと、希望がすべて叶うことが分かりました。それに店舗併用住宅を建てたいという希望も、モリシタさんなら既製品をうまく取り入れて費用を抑えながら叶えられそうだと思ったので、お願いすることに決めました。
職場と住まいを兼ねることで、家族の時間を確保。
ご主人:
店舗併用住宅を希望していたのは、僕が仕事で整体院を営んでおり、店舗の家賃などの経費的なことも考え、お店と住まいを兼ねた家がいいと思ったからです。
奥様:
それにお店が同じ場所にあれば、たとえ仕事中に子どもが帰宅しても、同じ建物内にいるので安心できます。以前お店が別の場所にあったとき、主人は朝出勤したら夜まで帰らないという状況で、子どもとコミュニケ―ションを取る時間が少なかったんです。もしお店が家の隣にあれば、空いた時間に子どもと喋ったり遊んだりすることができます。その方が、主人にとっても子どもにとっても良いんじゃないかなと思ったのも理由の一つです。
木の良さを知っていたから、床と梁には無垢材を採用。
奥様:
元々私が無垢の木を使った家具がすごく好きだったんです。木という素材がとても長く愛用できることを知っていましたし、家具を使う中で良さを実感していたので、家に関しても木製家具が似合う家であってほしいと希望していました。
ご主人:
僕は木製家具を買ってから木の良さを知って。それで、家を建てるなら床は無垢材が良いなと思っていました。この家は床に松、梁に杉を使っていますが、それぞれあたたかみや柔らかさが感じられ、とても気に入っています。
奥様:
最初は梁に集成材を使うことになるかな~と思っていたんですけど、山下さんが私の好みを汲んでくださって、県産杉材が使えるようにご配慮いただきました。和の雰囲気も好きなので、無垢の杉を使った天井の見た目もとても気に入っています。
吹き抜けがある猫仕様の間取り。
奥様:
間取りを決める際、どうしても譲れなかったのが、吹き抜けをつくること。モリシタさんのモデルハウスで見た吹き抜けと手摺のあるキャットウォークがすごく印象的で、「部屋が小さくなってもいいので吹き抜けをつくってほしい」と希望しました。また、家づくりの最中に偶然猫を飼うことになり、新しい家では猫の為にキャットステップをつけています。吹き抜けには猫が通れるよう板を渡しました。これは主人のアイデアです。吹き抜けを通れるようにしたことで、キャットステップからキャットウォーク、そこから吹き抜けを通り、階段を降りて家中ぐるっと回れるルートができています。猫の動線を考えた、猫仕様の家になったんじゃないかな。この家では猫が一番ソファで寝ているし、日向ぼっこもしているし、本当に幸せそうにしていますね。
快適な室温でしみじみと幸せを感じる。
ご主人:
僕が新しい家で気に入っているのは温度。あたたかいな~と感じます。
奥様:
足元が冷えないですね。以前は靴下を重ね履きしたり、もこもこのスリッパを履いても寒かったのに、今は春や秋と同じ状態で冬を過ごせています。家から外に出ると寒くてビックリするくらい。あたたかいことは幸せだな~としみじみ感じています。
ご主人:
あたたかい家で、1日の終わりにソファに座り、吹き抜けや天井の木を見て、ホッと落ち着いた時間を過ごしています。