家がスッキリ片付くゴミ置き場を考えます
今日のテーマはゴミ置き場です。
僕の勝手な持論ですが、散らかりやすい家というのは、サニタリーが狭いのと、ゴミ置き場がうまく考えられていないことが多いと思っています。
最近、僕は妻にゴミの分別がなってないと怒られています。
妻はよく「ゴミは分別したら資源なの」と言うんですね。でも僕は何でもかんでもポイと入れちゃうから怒られています。
環境のためにゴミをちゃんと仕分けされる方、多いですよね。僕の反省も込めて、この分別について考えてみようと思います。
そうすると、ゴミ置き場には「捨てる・分別・保管」の3つの視点がいると思います。
たかがゴミ置き場かもしれませんが、これからの暮らしを考えると重要な要素になります。
こんな感じで、今書いてみましたけど。
例えば僕はアナログな人間なので、未だに新聞も新聞紙で読んでいます。雑誌もそうですね。あとは家で晩酌するのでお酒の瓶やペットボトルもありますし、毎日食事もするから、生ゴミなども出ますよね。
生ゴミで言うと、料理する前にもゴミが出ますよね。お肉や魚ならトレーとラップを外したり、紙も外したり。こう考えるとゴミはたくさんの種類があります。
名の通った設計の先生たちによると、4人家族ぐらいの家で、ゴミをグッと寄せ集めたら。半畳分ぐらいのスペースになるそうです。
僕も普段の生活から想像してみたら、たしかに90cm角ぐらいのスペースに積ようになるなと思いました。
ゴミ置き場というのは、ちょっとした収納くらいのスペースが必要なのに、意外とおざなりになっています。
ゴミ置き場を考えるときにはいろいろなポイントがありますが、まず1つ目はキッチンでの配置が大切です。使う頻度が多いのでね。
キッチンのゴミ置き場には最低これくらいの寸法が必要です。
幅が80cm、奥行きが50cm、高さは60cmぐらい。これぐらいの容積がないと機能しにくいと思います。
絶対必要なものなので、最初からキチンと考えた方がいいですね。
では、このぐらいのスペースを、どこに取ったらいいかと言うと、理想的なのはシンクの下です。シンクの下にまとめて作れたらすごく便利ですよね。
シンクの下が一番良いですが、市販のキッチンだと、こうしたスペースは取りづらいんですよね。なので、。作りつけのキッチンで採用できるプランになります。
キッチンのメーカーさんには、排水、給水、給湯とかもうまく考えた上で、ここにスペースが取れるような商品を作ってもらえたらいいなと思います。
もし関係者の人がこの動画を見られていたら、ぜひ企画して欲しいんです。
別の案を考えると、Bまたは、ここでもいいかもしれません。ゴミ置き場はシンク周りにもっと近いほうが使いやすいと思いますので。
キッチン周りのゴミでいうと、生ゴミの取り扱いも重要です。
人によっては分別のスペースを作っても、そこに生ゴミを置くのは、衛生面で抵抗感があるというのが意外に多いです。真冬は平気でも、夏場はニオイが気になる場合もあると思います。
その方にうってつけなのは、キッチンシューターです。
マンションなんかで言うダストボックスのような、ゴミを入れたら下に落ちていくやつですね。これの住宅版です。最近はあまり聞かなくなりましたが、今もメーカーさんで製造されています。
このキッチンシューターをシンクの目の前に設置できるといいですね。ポンと捨てて終わりなので、すごく便利です。キッチンシューターは外壁側に付けないと意味がありません。
「キッチンシューターを付けたいけど狭小地でスペース取れない」という場合は、ディスポーザーを付ける、という手もあります。
ディスポーザーも一時すごい流行ったものなのですが、みなさんご存知ですかね。
ディスポーザーというのは、生ゴミを砕いてくれるような機械です。ミキサーのように回ってゴミを粉々にして捨ててくれるので、排水に流す必要がなくなります。
ただですね、ディスポーザーだけ付けて排水につないだらダメなんですよ。ほとんどのところで、こういう使い方は禁止されています。
ディスポーザーを使うときは、この下に排水処理槽と言って小さい浄化槽を付ける必要があります。下水に対する環境負荷を低減させるためにね。
なので、少し割高になりますし、補修も必要になるというのを知っておいていただけたらと思います。
キッチン周りのゴミの分別と、生ゴミ処理のことが決まったら、今度はもう1つ、幅が90cm
奥行45cmぐらいの掃除道具入れとの併用で使えるものを作るといいと思います。
これがあるとゴミをどこ置くのかという問題がかなり低減されます。ダンボールなども畳んで置いておけるので重宝します。
そんな感じでゴミ置き場考えてもらえたら、家はかなりスッキリすると思います。