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雰囲気のあるウッドデッキの作り方

今回はウッドデッキを
つくる時の注意点について
お話をします。

これまでも
ウッドデッキは
人気がありましたが、
stayhomeを機に、
家にウッドデッキを
つくりたいと考える
お客さんが
増えてきました。

ウッドデッキは、
大体90〜120cmまでの
奥行きが多いです。

ウッドデッキで
何をしたいかと聞くと、
椅子を置いて、
奥さんや子どもと
一緒にくつろぎたい
と答える方が多いです。

そういう構想の場合、
このウッドデッキは
使いづらいです。

ウッドデッキは
地面から55cmほど
上げて作られることが
多いです。

この55cmという
高さは意外と高いです。

椅子を置いて
座ろうとすると、
結構落差があります。

なので一般的な
90cmでつくるのではなく
60cm位にする方が
いいものができると
実感しています。

当社は
庭をつくったら
そこに木を植えることを
おすすめしています。

ただ90cmで設計すると
植えた草木が下過ぎて
見えないと言うことが
あります。

なのでデッキの上に
椅子を置くのを
やめるのです。

60cm以下にして、
昔でいう「濡れ縁」の
ような大きいベンチに
する方がいいです。

そういう発想もあると
覚えておいてほしいです。

一番いいのは、
外構をするときに
60cmとか90cmとか
実際の寸法を
出してもらうことです。

図面では、どうしても
分かりにくいので。

それで確認していただくと
僕の言ってることが
実感できると思います。

高さというのは
すごく大切な問題です。

もし高く設定した
ウッドデッキで
ビールを飲んでいたら、
酔っ払って事故に
つながってしまう
可能性があります。

2点目は、
大きなウッドデッキを
つくる時の注意点です。

先ほどと同じで、
落差の注意が必要です。

シンボルツリーを植えたら
そこだけ大きい穴が
開きます。

小さな子どもなら
なにかのはずみで
落ちるかもしれないので
気を付けないといけません。

シンボルツリーを
植える時はひと工夫します。

ちょっと土を上げます。
ブロックを置いても
構いません。

この形にすると、
シンボルツリーの周りに
下草が植えられます。

野山で咲いているような
小さい可憐な花が
おすすめです。
素敵な空間ができます。

見た目もきれいだし、
段差が小さくなって
安全面も良くなるので
ぜひ取り入れてください。

それから
庭にシンボルツリーを
植える場合は
デッキをつくるのと
同じタイミングで
実施してください。

デッキをつくってからだと
植えるのが大変です。

3点目は道路側に
ウッドデッキを
つくる時の注意点です。

この場合、
デッキで過ごしていると
人の視線を感じます。

この場合は
南面に塀を付けると
良いです。

塀は2mほどの高さ
があれば外からは
中の様子が見えません。

デッキ側から見ると
塀の高さは1450mmに
なるので大人なら顔が
出るぐらいです。

これなら
人の視線が遮れますし、
日光は十分に当たるので
囲み空間のようになって
いい感じになります。

郊外の広い敷地なら
この方法を取る必要は
全くないですが、
最近は都市部の方でも
自然を感じたいとか、
家での時間を
充実させたいという
リクエストが多いです。

そのためにウッドデッキを
希望されると思いますので
おすすめしておきます。

ウッドデッキをつくる時は、
寸法や高さを覚えておくと
つくり方に広がりが出るので
覚えておいてください。

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